ブログの役割とは
ブログをセルフブランディングの場として考えるということは非常に重要だ.
その一方でSNSが生まれたことで,ブログというものが枯れたものとして扱われつつあるというのも事実だ.
私はセルフブランディングをする気は毛頭ない(そうじゃなかったら自分自身の名前を出している.)
セルフブランディングを決して悪ではない.しかし,私が天邪鬼であることも関係しているのだが,自分の中で理由をつけている.
なお,この中でのブログはまとめブログ系以外のブログとする.
理由は3つだ.
- なんちゃってセルフブランディングほど痛いものはない.
- 同じ分野での特化型が多く,更新が多い.そこに肩を並べる際の労力が無駄になりやすい.
- 最終的にネタが尽きたときの焦燥感が大きくなる.
1つめの理由に関しては,中身のないブランディングは他人の褌を使って相撲を取るという形になりやすい.
プログラミングにおいては他人のコードを何となく使っていることも多い(実際はその書いている人のサイトで解説をしているから問題はないのだが)
それは全くもって意味がない.同じ問題に対して,同じ方法を用いて解けるのは当然のことで.セルフブランディングとしては意味がない.
セルフブランディングは文字通り自分で自分に対して価値を与えるということだ.
他人のものをそのまま作っただけでは何の価値も生み出せない.
2つめの理由に関しては,プログラミングにおいては同じ分野での特化型は到底かなわない.ブランディングは基本的にその部分でトップの方達と肩を並べるレベルで勝負をしていくことは意味がない.
ブログで共有をメインにしたいなら競争をする必要はない.自分の力になれば別に良い.
最後の理由に関してはブログは誰のためにやっているかということだ.
確かに公表するからにはある程度の責任を持つ.
しかし,私たちはプロではないのがほとんどだ.
ほとんどの人がしてしまう自らのためにならないであろう我儘なコメントに対して真剣に取り組む必要なんてない.(「ありがとうございます」とかは書きます.クレームの内容を軽く見て,それが本当に自分にとって必要なことでなければ,そこまでまじめに取り組むのが馬鹿らしいという意味です)
インターネットは決してあなたのためではない.
たまたまあなたに沿ったものが得られたからと言って勘違いすることは間抜けのすることだと思っている.
私としてはブログの役割は最終的には2chのコメントとしてよくある「便所の落書き」が本質なのではないだろうかと思っている.