わんくま勉強会大阪#49レポートその2
次の発表はあおおにくんさんの「Monoで行こう」がテーマ.
自己紹介の後に,経緯を話してくれました.C#が好きなことはよくわかりました.
本当はPlayStation Suite SDKを触ってみたかった.
PSVitaとかいじるためのものがPlayStation Suite SDKだそうです.
デモも結構すごい.でも,発表に間に合うかどうか不明だったためMonoがテーマに
なったそうです.
Monoとはスペイン語でサルの意味で.net framework互換の機能を実装した開発/実行環境(OSS)であり,またそのプロジェクト名とのこと.OS対応はWin,Linux,Free BSD,UNIX,Mac OS X,Solaris,iPhone/iPad/iPod touch,Androidと非常に広い.
Monoの現在形として.net framework4.0相当まで実装は完了している.(Entity Framework, Silverlight,WPFは対応していない)
LINQは使える!ラムダ式が書ける!Expression Treesが使える!
Expression Treesが使える!!
(発表者の意向なので2度大文字で言いました.)
Ubuntuのなかでのデモ,Mono Developで動く.(Ver2.8 WindowsはVer3.0)
FormはGTK#を利用している.(Windows Formとは異なる)
インテリセンスがVBにおいてはほとんど効かないのがデメリット.
プログラミング言語は宗教だなとは思った.
Mono FrameworkにはMicrosoft.VisualBasic.dllがないので
TextFieldParserが使えないのが痛い
Windowsでは2.8以降Microsoft.Visual.Basic.dllが使えるようになっている.
Monoでないという意見は置いといて…….
Mono for Androidについて話が.
最初のエミュレータ起動は10分ぐらいかかる.一回起動できれば速い!
Javaとの相違点は
Javaはcamel記法,MonoはUpperCamel記法
メンバーへのアクセスはJavaはgetter/setter.Monoはプロパティ
微妙な相違点としてArrayAdapter
VS2011しか担当していない.アドインのためExpressionも対象外.
Roslynなどが今後のテーマになるかも?とのことでした.
非常に面白いプレゼンでした!あおおにくんさんありがとうございました!