目的と仕事と

世の中の多くのものには目的というものがある.

たとえば息をするのは生きるという大きな目的があり,

その下に酸素を体に取り入れるという小さな目的がある.

仕事も日々の生活の糧(つまりはお金)を得るという目的がある.

ここで問題になるのは日々の生活の糧がどの程度のレベルなのかということだ.

生活のレベルによって必要となる金は大きく異なる.

ここで最低限の文化的な生活を営めるレベル(生存権)で考えると

どれくらいの金が必要になるのだろうか.

食費,家賃,電気代,ガス代,通信費,医療費など様々な支出の分類がある.

このレベルを超えるくらいの金は最低限もっておかないといけないと思うひとは多い.

仕事の上でもう一つ大きな目的がある.

先ほどの目的がミクロな視点であり,マクロな視点ではもう1つ目的がある.

それは社会への貢献という目的である.

これはミクロな視点での目的よりも達成が難しい.

その視点において現在の日本の政治家を見てみる.

社会をよくするとか言っている割には見事なまでに近いところしか見ておらず.

言うこともご機嫌取りを目的としたものが多いのが事実だ.(そのご機嫌取りに票を投じてしまう私たちも私たちだが……)