最近の読書履歴
最近,昔買った本をもう一度読み直すことが多くなった.
新しい本も時々は読んでいるのだが(ラノベも読んでいたが,あまりに出費が大きくなりすぎたので削った.削ると案外読まなくてもなんとかなるものだなと思う.)最近自分の感性に訴えかける本となかなか出会えない.(本屋ではタイトルを見てそれでびびっとくるものを買うことが多い.)
最近読んでいるのはこの3冊
的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 鎌田浩毅
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/05/20
- メディア: 新書
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- 作者: 伊勢田哲治
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: 新書
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ラノベも読んでいるのだが,基本的に流れが速いので紹介しても「もうそれ○○巻まで出てるよ!」というようなことが多々あるので一応除外.
最初の本は私が好きなミステリ作家の森博嗣さん.これはミステリではなく島田紳助さんが出した本みたいに短い言葉が書いてあるタイプのものです(島田紳助さんのように人生云々ではなく自由なテーマとなってます.)
なんというか非常に面白い.言葉として.
ちょっと皮肉めいたところもあれば,純粋に考え方が違うようなところもある.
2冊目は京都大学の火山が専門の(はず)鎌田浩毅さんが書いた「成功術時間の戦略」これはすでに読書記録のほうに書いてあるので細かくは触れないでおくが,(というか深くふれたことが私の読書記録のブログエントリにはないのだが.)色々なことに対しての時間の有効活用を書いている.(その中にはオフの使い道まで書いてある.サブカル好き&出不精な私はこんな高尚なオフやらないだろうなぁとは思ったが)
ある意味筆者のことも書いてあり,そこから出てくる言葉なのでなんの根拠もない理想論よりかずっと胸にストンと落ちてくる感じがする.
3冊目は「哲学思考トレーニング」京都大学の准教授である伊勢田哲治さんの本です.
これは前の2つよりかは論理をテーマとしているので少し抵抗があるかもしれませんが,ケースをもとに書かれているのでだいぶ読みやすいです.*1
よくよく考えてみるとすべて大学関係者(森博嗣さんは元大学教授)の本ばっかりだ.ほかの本も読んではいるのだが,こういうタイプのほうが個人的にしっくりくるようだ.
*1:教授は読みやすいものを書けという割には自分の書くものはわかりづらく書いてることが多いよなと微妙な脱線かつ愚痴